「姿勢を良くするために骨盤の歪みを把握する必要がある」井土ヶ谷駅徒歩5分のながい整骨院にお任せください！

「骨盤は動かない」という見解もあります。でも「骨盤が歪む」という見解もあります。

基本的に骨盤の歪みは仙腸関節という仙骨と両の寛骨からなる関節の異常と言われています。

では、この仙腸関節がどのように歪んでいるのか・・・骨盤が前傾しているとか後傾しているだとか言われたことがあるかもしれません。または産後の骨盤は開いているから閉じる方向にしないといけませんと聞いたことがあると思います。

必要なことは自分の仙腸関節の状態がどのように変位しているのか知ることからです。そして、その変位に対して正しいアプローチをして行くことがとても重要となります。

歩行時の骨盤の動きと肩甲骨の動きの連動から姿勢について見てみると・・・右足を前に踏み出した時、右の腕は後ろに引いて左の腕を前に出します。この時のポイントは腕の振り方にあります。腕は後ろに大きくを意識する方が現代の生活スタイルから姿勢の保持にとても必要となります。

また骨盤の歪みが姿勢へ与える影響として脊柱の存在があります。仙骨の上に乗る形の脊柱は骨盤の歪みに応じて歪み正常なS字カーブを描けない状態になります。そうなると姿勢のバランスは崩れ身体に不調が起こります。

足を組む、左右で組みかえれば歪みの相殺になり正常な状態になると考えている方もいるかも知れませんが、前述したようにそのようなことは一切ありません。

例えば、左足を上で組む癖のある方は右脚が荷重側、左脚が非荷重側になっている場合があります。この時左の仙腸関節は離開し右の仙腸関節はロックされている状態になります。基本的に離開の程度にもよりますが仙腸関節の離開は軽度であれば正しい歩行をすればある程度回復が望めます。

しかし、ロックのかかった仙腸関節は自分で解除することは難しくなります。その場合は施術でそのロックを解除する必要があります。